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抗VEGF療法
抗VEGF療法の対象となる疾患
現在、下記の疾患に対して、硝子体注射(抗VEGF薬療法)が適応になっています。
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加齢黄斑変性
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網膜中心静脈閉塞症、網膜静脈分枝閉塞症
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糖尿病黄斑症
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近視性脈絡膜新生血管
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未熟児網膜症
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血管新生緑内障 など
抗VEGF療法とは
視力低下の原因となる新生血管の発生や黄斑部のむくみには、VEGF (血管内皮細胞増殖因子)という物質が関与しています。そのためVEGFのはたらきを抑えるお薬を白目の部分から眼球内の硝子体へと注射します。効果は一時的であるため、定期的に繰り返す必要があります。
●抗VEGF療法による治療のイメージ
「眼に注射」と聞くと心配される患者さんも多いと思いますが、眼球(硝子体)内に直接薬剤を投与することで、全身的な副作用のリスクを軽減し、眼内の病変に対してより強く治療効果を引き出すことができます。
注射の前に点眼麻酔をしますので、処置中の痛みはほぼなく眼球が押される感覚を受ける方が多いです。目に針を刺すことに抵抗感や恐怖心を抱く方が多いと思いますが、ご安心ください。
点眼消毒・麻酔
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